2013年1月5日土曜日

TEDを使った英語学習法

TEDについては茂木健一郎さんのTwitterで時々登場し、どんなものなのかはなんとなく知ってはいたけど、腰を落ち着けて最後まで聞いたことは今までありませんでした。もしかしたら自分で勝手に英語のプレゼンテーションだからハードルが高いのかもと思って、積極的に聞こうとしていなかったのかもしれません。

オンラインのラングリッチを初めて4ヶ月、発音練習中心の毎日でしたが、発音が終わった後のレッスンをどうしようかと思っていた時に、「話せる」英語を身につけよう!TEDを使った実践的英語学習法講座!というのがあったので、早速参加してみることにしました。今年は私もアラビア語中心から英語中心に軸を移そうと思っていたので、独学で学ぶ勉強法を学びたかったのです。

最初の感想はなんとなく茅ヶ崎英語の5日間の冬期講習の感じと流れが似ているなとも思いましたが、茅ヶ崎の場合は、教室に行って、先生に至れり尽くせり準備していただいた教材を使用し(あらかじめ難しそうな単語は意味が書かれている)、何度か英文を聞き取って、書いて、日本語の意味を言って、英文を読むという感じで流れていきますが、今回の学習法でTEDを、字幕無しで聞いて(1回)→日本語字幕つきで聞いて(2回)→英語のスクリプト見て→英語の字幕見て(3回)、リピーティング(4回)してシャドーイング(5回)をして、でも多分リピーティングする前に確認の意味でスクリプト見ながらmumbling(ぶつぶつ言う)があるので、リスニング3回、にスピーキング3回で計6回英文を聞いたり口に出します。今回は先生がいろいろと用意してくれましたが、自分自身で勉強をするときどの程度までやるかが続けていくポイントになるかなと思います。今回先生は、内容理解クイズを日本語と英語バージョン、日本語訳、英文スクリプトの穴埋めを事前に用意しておいてくれました。

自分でやって行く場合、どうやってやるのがいいのかなと思いながら、日本語訳は字幕があれば十分だけど英文スクリプト印刷したものを用意したほうが良さそうかも。英語字幕もあるので印刷して用意しなくても良いかもしれませんが、実際自分がどの単語が聞き取れなかったかというのがわからないから、これは茅ヶ崎の売りですが、聞き取れないものは話せないわけで、音を意味ある単語として認識するためには、自分が聞き取れなかった単語を確認する必要があるわけで、私はあったほうが自分にあっているような気がします。最後にそのスクリプト見ながら、本当に聞き取れるようになったか確認することもできるので、あると便利な気がします。mumblingする時もあったほうが便利ですね。不思議なのですが、茅ヶ崎でやった時5日間のうち同じ単語を使う文章が多く用意されていて、1日目聞き取れなかった単語も、音が単語になって頭に認識されると次の日からちゃんと聞き取れるようになっているのです。英語に限らず私は古典的なので紙でチェックしたい派なんですね。それでリピーティングしてシャドーイングすればいいかな。ただ大切なのは何よりも「継続」することなので、やっていくうちにいろいろと試行錯誤を繰り返しながら「継続」できるようにしていきたいです。TEDはかなりプレゼンテーションがあるので、自分に合ったもの、そして比較的時間が短いものを探すのが一番大変そう。これは自宅で腰を落ち着けてやる方法ですが、すきま時間はまた違った聞き方をするとか、シャドーイングを繰り返したりとまた違った方法があるかもしれませんね。

TED初心者、もしくはこれからTEDを使って英語を勉強しようとする人にとって、今回の学習法の勉強会はとってもヒントになる勉強方法を実際にTEDを使いながら教えてもらえるので、かなり参考になるのではないかと思います。TEDの勉強方法はラングリッチのブログで読んではいたのですが、直接話を聞いたほうがより理解が深まります。(当たり前かもしれませんが読むよりも話をきいたほうがやる気もでます。)私はアラビア語はアラビア語のみで教えてもらう方法で教えてもらっておりかなりハードルが高く(実際別の場所で日本語でアラビア語を勉強した人に授業のあと日本語で教えてもらって初めて理解するパターンで、もしその人がいなかったらほとんどが理解できていない状況ですが)大人になった分、子どもが習得していく方法で学んでいくのはかなり難しいので、いろいろな勉強方法や題材の中から自分に合った方法を見つけ出して、自分に合うようにちょっとずつ変えながら、やっていけたらなと思いました。そういう意味ではTEDは、リスニング、スピーキング、リーディング教材がオンライン上にすでに用意されていて、自分にあった方法でそれを活用しながら勉強できると思います。ライティングはないけど、自分で勉強した題材を要約をライティングしてラングリッチのようなオンラインレッスンで補うといった方法で、ライティングとリスニングの強化もできるし、活用の方法は多種多様に広がると思います。オンラインも良いし、独学でやるのも良いですが、このような勉強会で実際に英語を勉強するという同じ共通目的を持った人と 顔を合わせて、学習法について勉強するというのも良い刺激を受け、またがんばろうという気にさせてくれると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿